海南省林業総公司のタイとの合弁デンファレ切花農場へ。三百ムー(約20ha)で広大です。始まった所で、うまく行けばタイの切花として中国にで回る予定そうです。その他にシンビ二百ムー菊百ムー生産しています。

枯れ木のような枝は苗として購入したデンファレのバックバルブ

何故こんな株を導入したのかは疑問
多少安くてもかえって遠回りになるかもしれない

完全にタイ方式です。
ココナッツ殻は国産
品種はソニアで、咲き始めていますが、出荷はこれからです。乾燥によると思われる蕾落ちが見られました。数年先でないと評価は出来ません。
ゴルフに行ったわけではありません。このゴルフ場に隣接して、三亜市のラン園があります。デンファレとバンダ系の切花が行われていました。

右のスパニッシュモス、私の友人の製品を別の友人が三亜のラン展に持ち込んだものでした。
北京林業大学三亜農場。ここは立ち上げから多少縁があって、どうなっているか興味があったのですが、頑張っていました。
立派な従業員宿舎
通勤が不便なためか、どこも宿舎があります

前回訪問したときは、運転手をしてくれた若者が、農場責任者でした。
開花株が栽培場に満開の状態は、通常悪いパターンであるが、春節向けの物は山上げして予定通り出荷でき、山上げできなかったものの自然開花とのことであった

出荷できなかった残りの株のせいか、手が入っていないものが目立つた。
北京と高速道路がつながったため、2日でトラック輸送が可能になった。シンビのリレー栽培も現実的になってきた。
海南省科技庁のオンシの切花生産展示農場
株の更新が必要な時期に来ている。今のところ順調に収益が上がっているそうである
興隆熱帯植物園。遺伝資源収集と展示、産業振興と植物園本来の機能を果たしている。休憩所では園内の植物で作った各種のお茶・飲み物がサービスされ、お土産で買うことが出来る。
コンロンカ
日本ではハンカチの花と呼ばれている。島では野生が良く見られる

胡椒の見本園

海南島産
Alpinia oxyhylla

トーチジンジャー
Etlingera elatior


大陸からの団体旅行客でにぎわっている。

竜血樹
ホソバセンネンボク
Dracaena angustifolia

カカオ
ちょっと酸味が有ります
海南島は中国の中では開発の遅れた地域で、国のてこ入れによる産業振興策が行われている。農業分野では、その気候的な特性を生かし、熱帯性作物の生産に力が注がれ、ランの生産もその一つとして取り上げられている。